畑で採った野菜や川で釣った魚を売る。天然素材を編んだり、削ったりするモノづくり。働く人びとは美しいです。第6章では、ぬくもりを感じる仕事の現場を集めてみました。

1.エチオピアのバラをご存知ですか?大輪で美しく、切り花にして飾っても驚くほど長持ちします。バラ農家ではたくさんの女性が働いていて、エチオピア女子のパワーが美しいバラ栽培を支えています。

2.エチオピアは内陸国なので海はありません。けれど、幾つかの大きな湖があります。そのひとつがブルーナイルの源流があるというタナ湖。パピルス船を操る漁師が釣りあげたのはティラピアです。鯛に似た白身の魚でクセがなく、姿揚げにしたものをガブリと豪快に齧ります。香ばしく、とてもおいしいです。

3.少年が持っている棒切れ、なんだかわかりますか?答えは歯ブラシ。消毒作用のある樹液を出す木の枝を削って作ります。こうやってゼロからイチを作りだし、稼いだお金で家族の生活を支えます。

4.自作の大きなカゴを担ぎ、何キロもの道のりを市場まで。モノサシなど使わなくてもベテランの職人の手にかかれば、インジェラ(エチオピアの主食)がすっぽり収まるサイズに編みあがります。

5.畑で採れた野菜を几帳面にシートに並べて売る少女。週に1度のマーケットには、売る人も買う人も遠くから歩いてやってきます。

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